著書のご紹介

私リオ・ジャッリーニ(Lio Giallini)は、アウトサイダーとしての観点から日本社会を眺める『聡明なのに、なぜか幸福になれない日本人』を執筆いたしました。

聡明なのに、なぜか幸福になれない日本人

初上梓となる本書は、株式会社扶桑社より2010年6月18日に出版されました。

本書は、日本の生活スタイルについてのショートエッセイです。

私は、ヨーロッパ、アメリカ、現在は日本と、3つの異なる地域の様々な町で暮らした経験を持ちます。

どんな人々も、どんな民族も、自分の文化、宗教、行動や振舞い、生活様式等のある側面について、客観的に見たり、認識したりすることができない部分があることを痛感しました。

その経験から、日本人の目の前に新しい窓を開き、私が見ているものを日本の人々にも見てもらえるようにすることを目標の一つとするようになりました。

たとえその窓から外を見る人がほんのわずかであったとしても構いません。その人たちが他の日本人や、この非常にユニークで類まれな社会に、影響を与えることができると思っています。

当エッセイは、日本の生活スタイルの特徴のほか、会社での人間関係や異性へのアプローチの仕方に見る男女関係など、日本社会の人間関係のあり方を捉えた本です。

さらに日本人が生まれながらに持つ情緒、日本文化における “時間の概念” とその感覚などに焦点を当て、それら全てを幸福というテーマとの関係において、即ち幸福になれる可能性や能力との関係において捉えています。

『聡明なのに、なぜか幸福になれない日本人』(出版社:株式会社扶桑社)は、Amazon.co.jpや、大手書店などで好評発売中です。

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■法政大学教授 陣内秀信氏による講評 「我々の生き方を剛直球で問う日本人論」 の一部ご紹介させていただきます。

「 ・・・、本書は、違う価値観をもつイタリアという遠い国からやってきて、日本に14年間住む著者の見た日本人論であり、異文化に対する好奇心と新鮮かつ知的な観察眼から掘り起こされた、実に刺激的な内容に満ちている。近年、著者の母国イタリアは日本人にとっても、ファッションや料理を中心に身近な存在となってきただけに、常にそのイタリアとの対比で語られる本書の記述スタイルは、それだけで読者を引き付ける。歯に布着せないストレートな言い回しは、ちょっと驚きでもあるが、本質をぐさっと指摘しながらの論理の展開には、独特の迫力がある。近年にない外国人から見た刺激的で面白い日本人論ではなかろうか。
 論旨は極めて明快。先ずは、・・・」

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